テレビの時代はいつまで続くかしら

ラジオもテレビも電波で流す必要は無いより。

NTTが競争促進政策に苦しめられたように、電波出力会社も業務制限して、電波というインフラ解放しちゃったほうがいいんじゃないの?というのが私感。
「メディアの責務」とか言い出すと妙なことになるんだよなぁ、きっと。
90年代以降、制度疲労が顕著になってきているので、いいタイミングでネットが出てきたという気もするけど。

かつてコンテンツとプラットフォームを抑えていて「この世の春」を謳歌していたが、そのうち衰退していった産業といえばやはりアレだろうなぁ。

映画産業の仕組み

ただ、シネコンにより息を吹き返した感じではあるが。
シネコンというのは、プラットフォーム会社がコンテンツ会社からの呪縛から解き放たれたものってことではないでしょうか。それまでは系列親会社の圧力により放映されるフィルムが自由にならなかったわけだし。

ここの情報とここの記事からインターネットの普及についてちょっと。

時代背景も全然違うし、単純には比較できないなぁ、とは思いますが。


1953年 NHK東京テレビジョン局開局
1975年 NHKカラー受信契約数 約2000万
1982年 NHK受信契約数 約3000万




今後のブロードバンドサービス全体の動向としては、FTTHへの以降が本格化するとMM総研は予測している。ADSLとCATV、FTTHという3つのサービスを合計したブロードバンドサービス契約者数は今年度末には2000万件に近づき、来年度末には2520万件に増加すると見込んでいる。ナローバンドは徐々に縮小し、2007年度末にはブロードバンドサービスは3100万件に拡大し、世帯普及率も6割を超えると推計している。



このままでいけば、自分に子供ができて、小学生高学年ぐらいになったときにメディアの原体験の中心ってやっぱりネットになるんだろうなぁとふと。

というか、「1982年 NHK受信契約数 約3000万」はテレビの普及台数としては、ちょっと少なくない?という感じ。
テレビだとプロレス中継とかオリンピックとか普及促進のエポックメイキング的な出来事があったわけですが、ネットだと何がそれにあたるかなぁ。
遅かれ早かれネットはテレビに置き換わるものだと思うけど、置換促進の為にはなんらかのキラーコンテンツがやっぱり必要なのかね。

まぁこの場合のキラーコンテンツって映像情報+αのものなんだろうなぁ。
ドラマとかで考えると、音声解説付きは普通に付けるとして、シーンにユーザがタグを付けれたり、登場している店や小物の情報を付加させたり、BGMのCDがそのままAmazonで購入したり、色々なことが出来るとは思う。

まだまだ商売が甘いのかね、もしかすると。