なんでもかんでもやりたがる

WWW2005の"Web services considered harmful?"っていうパネルがちょっとした話題を読んでいる。
早い話、「Webサービスってダメだよね、RESTがいいじゃん」って話らしい。
で、ここのWSとRESTの比較表を見て思ったことなんですが、あらゆること(セキュリティの確保とか)を仕様として密に取り込まなければ気が済まないのは、ある種の技術者の性分なのかな、と思う。
例えば、Oracleのストアド使えば済んでしまうことをO/Rマッピングを駆使してJavaでムリヤリ組んでしまう設計とか。
Apacheの設定だけでかなり色んなことが出来るとは思っているのだけども、スクリプトでムリヤリ対応してしまうケースとか。
そういったやり方が必要な場合もあるのだろうけど、「っていうかムリにこのレイヤで実装しないで、他のレイヤに任せようよ」というそもそもの問いかけが欠けていることが多いのではないのかな。
WS
の肥大化した仕様というのもそういう性分から出たものじゃないの?ってふと思ったりしました。
あれもこれもというのは非常に危険な兆候だ。
そもそもソースのないところにはバグは発生しないのだし。