1人1レンタルサーバ
以下のパーソナルネットの話で思い出したり。
パーソナルネットは、いわばパーソナルコンピュータの役割を、ネットワークにしたものだ。自分専用のTODOリストを作ったり、スケジュール表アプリを設置してしまう人はわりかしいると思う。
ネット上でサービスとして公開されているWebアプリと同じものを、
自分のネットワーク上に、自分専用に置く。
ブログやWiki、ブックマークシステムなどのWebアプリを、すべて自分用として使うのだ。
その中のコンテンツから、公開したいものを選んで、公開用システムにもパブリッシングできるような感じ。
ただP2P的SNSの仕組みが作れれば十分な訳で、パブリッシングはあまり意識されないのではないかと思う。
Web2.0 マッシュアップ時代への警鐘ではGoogleによるデータの囲い込み懸念が示されていたが、自分自身、何もかもがGoogleで検索されるというのは疑問で、情報の発信元が一つに固定化されるのはなんだかなぁ、というもやもやとした疑念がある。
まぁ、ソーシャルブックマークで示されるように、検索は「自分と嗜好の似た集団によるより価値の高い検索」というように、すでに次のステージに突入している気がするので、本当はそんなにもやもやしなくてもいいのだけども。
ってか、
家計簿アプリとかスケジュール表とかソーシャルブックマーク等、色々と使えそうなオープンソースパッケージがプレインストールされたホスティングサービスをさくらインターネットあたりで準備してくれれば、ものすごい勢いで浸透する気もしそうな気がするのですよ。
(SOHO業務パックとかあってもよさそうなのだけども)
マッシュアップというならば、
これらのパッケージ群がどれだけ他のサービス(とかパッケージ)を参照できるのか?
ってことも考えても面白そうですね。
ところでデジャブが起きてます。
ホスティングサービスにパッケージを乗っけるということは、
Word、ExcelがPC/AT機にプレインストールされて出荷されまくったのとダブる。
ともかく
1人1レンタルサーバの時代はもうすぐ来るのだろうな。