それぞれの圏の深い断絶

Perl圏、Java圏以外にもしかしたら、Flash圏というのもあるのかも。 今思いつくところだと、Flashでサーバとの通信やろうとしたら、FACEsというソリューションが2001年末ぐらいから既に存在していたり、あと、yugo氏という有名人がいたり。 これらは、Flash圏の人にとっては結構知られているハズなのだけども、やはり他ではあまり知られていないのではないかと。

自分自身もシステム業界=>Web業界=>システム業界と変遷してきたわけだけども、確かにシステム業界に身をおいてしまうと、そういった単語を耳にする機会は全くなるなる。 うーん、せいぜい「Flexってあるらしいよ」ぐらいかな。

で、通常はそういった深い断絶の世界で技術者達は生きているわけであるし、他所の世界が何をやっているか、日常の業務をこなしている範囲では気付く術もないわけだ。 ただ、2年ほど前のRIAムーブメントぐらいからちょっと変わってきた気がする。 何が変わってきたかと言うと、各々の要素技術をそこそこ理解しそこそこ実装できる人々が出てくるようになってきた。「Flash」「DI」「XP」「UML」「Ajax」「Felica」・・・。

ボーダーレスなエンジニアの時代か。

今存在している深い断絶だが、これはIT業界全体において、本来潜在能力として持つ面白さを半減している気がするので、こういった人がもっと増えてくれればいいのかな、って思います。 AjaxとFlashなどの技術を適材適所で選ぶ基準とは。

つまるところ、やりたいことを元に、技術やソフトを適材適所で選ぶことが重要であって、作る方法や技術ありきで物事を考えるのではないということを強く意識させてくれました。
同意。 ただ技術から思いつく場合もそこそこあるんじゃないかなぁ、と思う(演繹と帰納)。