閉塞感というか悲鳴

今更知った。
はてなの新サービスリリースについて

しかし、これらの新サービスからはてなダイアリーを超える規模のサービスが生まれず、また、社員数に比べてサービス数が多すぎる状態になってしまったため各サービスの機能追加などの速度が落ち、一部のユーザーの方々からは不満の声も聞かれる状態を招きました。社内では、エンジニアが分散してプロジェクトに取り組み、サービス間の機能連携なども行いにくい状態となりました。

なんか閉塞感というか悲鳴が聞こえてきそうだ。

こうした状態を打破し、新たに魅力あるサービスの提供を行う組織となるために、「エンジニアが自由にサービス作りに専念できる環境づくり」から「クリエイター主導によるサービス作り」へとサービス開発方針の大きな転換を行いました。 魅力あるサービス開発ができる人間を新たに「クリエイター」とし、エンジニアとは別の職種であるとしました。クリエイターになるための基準を設け、その基準を超えることができた人間のみがクリエイターとしてサービス開発を担当するものとし、エンジニアは技術面でクリエイターの作り上げるサービス開発を助ける体制へと変更しました。

役割分担が明確になったようだ。

基準となんだろう?社内公募とかやるのかな。
いや、サービス開発は「クリエイター主導」ってあるからそうじゃないだろうなぁ。

こういう環境は既視感がある。
Webサービスかつベンチャーな企業にはありがちなのか。
基準がアクセスの伸びとか売上とか絶対的なものであるならまだしも、抽象的なものであるならば、それは判断者の考えに・・・気に入られるかどうか?という話・・・一任される。
そして、その判断者の考えが全て正しいとは限らない。

アクセス数、売上、ユーザ満足度アンケートとか「数値」が基準となればいいのだけど。

そもそも「会社とは自分の好きなことをさせてくれるところ」と考えることが既に間違いかもな。
ただ、こういった割り切りはモチベーションのプラスにはならないけども。