PHPとFastCGI

PHPの性能を大幅に改善するFastCGI

先週のMySQL Users Conferenceでもらった資料を眺めているのだが、 PHPの性能を大幅に改善する技術としてFastCGIが紹介されている。いや、そりゃ、FastCGIは有効な技術であるのは分かるし、 Rubyでもproduction codeではずいぶん利用されている。 が、そんなに新しい技術というわけでもないし、 2007年にマーケット色たっぷりにパンフレットを作って紹介するようなものではないような。 PHPの(あるいはZend+Microsoftの)マーケティングは日々耳にするWeb技術のトレンドからずいぶん「遅れた」ところをターゲットにしているように思えるんだけど、それっていうのは「PHPの現実」を意味してるんだろうか。

FastCGIの機構についてだが、確かに軽量化はされているのだろうけど、mod_php に比較してそれ程優れているとは思えないのだが。。。
それとも最近のFastCGIは違うのか。

Re: fastcgi について

fastCGIの利点は、プログラム自体がリクエスト待ちループ状態になるため他の起動オーバーヘッド等が一切掛かりません。しかし、PHP(FastCGI)は、スクリプトを常駐させる形式では無く、phpインタープリタ自体を常駐化させるだけですのでスクリプトの読み込み/コンパイルといったオーバーヘッドはPHP(mod_php)と同様に発生します。