「工事進行基準」、「原価」

ITサービス会社の営業と開発に大変革を迫る「工事進行基準」

システム開発ってはっきりとした形がないだけに、会計操作のネタとして使われやすいという現状がある。

まぁでもねぇ、「原価なんてくだらねぇ」と思ってしまう自分がいるわけですよ。
ハードウェアとかは固定費だろうけど、システム開発ってほとんど人件費じゃん。
人や組織の能力値の差が10倍くらいあっても不思議じゃない世界じゃん。
ライブラリとかパッケージとかのアドバンテージがあれば、相場の半額に抑えても全然勝負できるじゃん。

ってかさ、システム開発の時代的流れとして「少人数化」「ASP化」「アジャイル化」があると思うのだけど、そういったのと逆行してね?
或いは大人数かつ受託開発かつウォータフロートなところ・・・レガシーな企業であれば逆に恩恵を受け入れそうな気がするけど。

と言いますかね、システム開発に対する政治的発言権を持っているところって、レガシーなんだよね、とりあえず。
大規模開発スタイルと小規模開発スタイルって得意とする方法が異なっていて当たり前なのだが、前者メインの企業のほうが政治的経済的パワーもあるがゆえにどうもそちらのやりかたに引き摺られていきそうな気がするよ。

まぁ特に市場から金を引っ張ってこず、上場とか考えなければあまり関係ないけど。