Webデザインの優劣

何を不安視しているのかいまいちよく分からないの続き。

今更気付いたのだが、Web屋不安論を説いている立場の人って、「よいWebデザイン」「悪いWebデザイン」が存在することに気付いてないのかな、とか。
周囲があまり優れていないWeb屋ばかりで同じに見えてしまうのか。

同じに見えるから、「より上流のタスクに関わらなければ明るい未来はない」みたいな分かりやすい成長モデルを選択してしまうのかしら。

プログラマについて言えば、「よいプログラマ」「悪いプログラマ」が存在しないことになっており・・・或いは存在したとしても開発工法でカバーできると考えられており、そこの部分で成長モデルを描けない為、上流タスクに移らざるを得ない、という結論になっていると思う。
10人中2人が極端にレベルの低いプログラマでも何とかなってしまうわけだし、とりあえず質に対するリスクを抱えてもOKなら、オフショアしても問題ないじゃん!ってことになっているのかなぁ。

というかね、Webデザインに優劣だったり個人の特性はだいぶ反映されるから、レベルの低い人も高い人も一緒ということはないらしいよ。
今まで沢山のディレクションやってる人間見てるけど、殆どの人間はデザイナーの良しあしだったり得意なデザインを把握しているよ。
「プロにだけ分かっても素人が見て同じだったら効果も同じだろう」って思うかもしれないけど、でもデザイン(クリエイティブの力)で効果は全然変わるよ。