Webの広告とか

Webが若干衰退気味かもしれない時にもっておくべき考え~CSS nite Shuffle行った
ぼんやりとした感想。

インターネットは拡大しPVは伸び続けるものという大前提で成長曲線を描いていた人からすると足下を揺るがすような嫌なニュースと言える。


インターネットへの接続ユーザ数は1、2年ぐらい前に頭打ちになっているはずだから、その時点で気付いた人は気付いて、まだ成長余地の残されている(というのも3Gやら定額制が普及しきってないので)ケータイに流れていっていると思う。

まぁケータイも時間の問題ですけど。

「この広告から来た人は会員になった」とか、コンバージョン率をもう少しちゃんとやればいいんじゃないの、という気もするんですけどね。

・効果の質の違うWebに対して、他のメディアとの比較が難しい。
・Webへの動線は検索エンジンではなく、TVや雑誌広告。ファーストメディアではないWebに対して評価は高くない。
・Webで実現できる人数規模では、タレントを使ったCMに効果で勝てない。
・仮にWebで成功とみなせる成功例が出ていても、正しく効果測定できていないため評価ができない。
・そんな理由などから2008年下期のWebの広告予算は減る見込み。
・・・のような話だった。


マスのイメージを引き摺るとうまくいかないんじゃないのですかね。
大手広告代理店では予算が小さすぎる等の理由で手が出しにくい領域こそWebの真価であり、
代理店経由の予算は減るにしても、そうでないところは相変わらず元気というか。

そうではなく、アクセス解析なども活用し、ランニングコストの予算を上げられるような長期的な関係でwin-winになれるような努力(我慢)ができるところは、経験値を積み上げた改良案件などを経験することでスキルが貯まっていくというのはあるだろう。


なるほろ。

確かにAdsenseやOvertureのビジネスモデルが素敵すぎて、それに習えばお金がもらえるという事実はあるのだから、お金がもらえるうちはもらっておけという話なのかもしれないが、それだけがインターネットの代表的な収益モデルだと思いこんでいたら、ある日ぱったり途切れて死亡なんて日も来てもおかしくないような気がするので、身も心も現状に依存するのだけは避けたいと思っている。


自分自身も、
「広告モデルは限界がある。課金モデルを採用しないとビジネスとして安定しがたい」
みたいな話もよく聞いたりするので、
じゃあどういうのがいいんだろうね、とうすぼんやり考える今日この頃です。

ってかね、インターフェイスが変わるだけでも、新たな成長ステージがあるとは思うのだけどね。
PCの覇者がケータイの覇者か?と言えば、全然そんなことはないだろうし。
インターネットというバックボーンは変化しないにしても、PCのモニタやケータイのモニタがインターフェイスが最終形か?
いやそれはないだろうね、おそらく。

話は飛ぶのだけど、
メールがスパムでボロボロになってしまったという現実があって、
「それを望む人により適正な手段で情報をPUSHする」という方法が今はなかったりするので、
それを解消するインターフェイスなりプロトコルが出てくればいいと思うのだけどどうだろ。