PGとSEの違い

「PGの復権」話を引き続き。

とりあえず、PGとSEの違いを認識してみよう。

プログラマとSEの違いとは?

大きな違いを明確に提示すると以下のようになるでしょう。
・SEは仕様を「作成」し、PGに指示を出し作業を行わせることができる
・PGは作成された仕様を「理解」し、それを実現するプログラムを作成す

まあ大体これが業界の共通認識だな。
SE単価>PG単価っていうのは派遣業界ではまかり通っている事実だし。

つーかこんなんだからプログラミングという行為自体が蔑まれるのだ。
経験ある人間がどんどんと見切りをつけていくのだ。

かつては「パンチャー」という仕事があって、プログラムをパンチする職業があり今は言語の発展によりほぼ死滅しているわけだが、やっている作業自体は経験則がものをいったり、テクニカルなことが多いのに、パンチャー作業にまで貶められている気がするのは気のせいか。

まぁ最近でこそITの活用が広まり出番が増えたり、小規模案件の発生により、プログラマという言葉の重さもまだまともになった気がするが、90年代後半ぐらいはほんとにひどかった気がする。

つーかさ、単価設定の為の方便にしか過ぎないでしょ、これって。
モノがちゃんと動くのであれば、別に作り手の肩書きがPGだろうがSEだろうが「どうでもいいこと」であり、とっとと人月商法から脱却できる糸口があればなぁ、とは思う。

せめてアシスタントプログラマーという言い方があったらもっと世界は変わっていたのかな。

なーんてね。
むっかしから思ってるんだけど、別に肩書きで単価変わるんだったら、全員SEで受注すればいいんだよ。
資格なんてなんだしさ、別に。