「開く能力」「閉じる能力」

0を1にする力と1を10にする力

そういえば、「開く能力」「閉じる能力」って考えたことあるな。

「開く能力」とは物事を立ち上げる能力。 壮大なプランをぶち上げ、ユーザをその気にさせることが得意。 営業や企画屋(プランナー)によく見られるタイプ。

一方、「閉じる能力」とは物事を閉じる能力。 限られたリソース内で、プロジェクトなどを収束させることが得意。 エンジニアに多いタイプ。

ただ、局面によって重宝される能力は変わってくる。 企画会議などでは企画力など開く能力が求められるわけだし、プロジェクトが開始してリソースの上限が決定した瞬間に、今度は閉じる能力が求められる。 (まだ投資すべきリソースも未決定な企画段階で発想を狭める発言をするのもどうかと思うし、プロジェクト終了間際で新たな機能を提案するのもありえない)

とはいっても、エンジニアの立ち位置って結構微妙で、企画会議とかでも「実現可能性の裏付け」を期待されることも多いから、下手なことも言えないのだろうなぁ、とは思う。