エンジニア、非エンジニアの断絶

いろいろ読んでみた。

業務連絡。その3 IT企業には技術者と経営者の両方と話せるバイリンガルが必要 理解を求めるな、報酬を求めよ 技術者を頭数で数える奴が報酬を弾むかな

待遇ってなんだろう? 「ゆくゆくはCTOの座もあるかもしれません」ぐらいのことまで言ってくれるのかな。

エンジニア屋と非エンジニアの間には深くて広い断絶がある。 どのみちその断絶は埋められることは不可能なので、まず許容することが大事。 (だからこそお互いに敬意が発生する) そして、エンジニアのことはエンジニアに任せる…、ってか、そこらへんはCTOに一任するしかないんじゃないの。 (もしいればだけど)

Web屋さんってあまりそういうこと理解してない人が多いので、なかなか人が集まらないし、もし集まったとしても定着しないのだよね。 似たようなことの繰り返し、技術的にも特に面白そうなことできないし、つまんねーなって。

以前、Web屋の採用面接に立ち会ったことがあるのだけども、面接担当者が自社の業務で面白そう(だと思われていること)を…、 まぁ例えばイベントでパンフ配布して、そこからWebにアクセスさせる、リアルとの融合は面白いでしょ?みたいなことを話しても、(面接に来ていた)エンジニアの心には全然響かなかったみたいで。 「Webプロデューサとしては面白いかもしれませんが、バックエンドのエンジニアとしては大して目を引く試みではないし、業務としてこなすだけです」 と言っていたのが妙に印象的でした。

ただ、CAってどうしてJavaやってるんだろう? コンテンツ系Javaエンジニア募集って、あまり人が集まらない気がするのだけども。 (業務系にはうじゃうじゃいるけど)

ってかCAってどういう技術ポリシーを持っているの?とか、 中のエンジニアで有名どころはどんな人がいるの?とかが全く見えてこないなぁ。

はてな、ペパボ、LD、KLab・・・、やっぱり中の技術者が見えているところが安心しますよ。 はてな人気だって、伊藤直也を始めとするエンジニア達の名が知られているが故のことだと思うし、多分、(あのユニークな方針は極めて重要だが)社長一人だけだと、ここまで話題になることはなかったと思う。 そうでなければ、圧倒的な企業ブランド(IBMとか)を持つしかない。

以前も書きましたが、優秀なエンジニアに出会いたければ、有志の勉強会に参加してみればいいと思う。 Javaだったらオブジェクト倶楽部もあるしSeasarコミュニティもあるし勉強会の機会も割と多いと思うのだが。