「私の嫌いな大学」のDIS文章

週刊文春の「OL1000人が選んだ『私の嫌いな大学』」がちょっとだけ話題になっているみたいだけど、
そこの冒頭のDIS文章があまりに素敵だったのでここに掲載しておく。

もう20年も30年も前にたった4年間在籍しただけの場所なのに、延々とそこをアイデンティティーの拠り所にする人々がいる。ときにはその快挙を自らの手柄のように熱狂し、時にはその不祥事を妻の不貞のごとく嘆く。そんな「自我の故郷」からいつまでも乳離れできない「いい大人」のイタい行状は時に手厳しく、時に憐れみを込めてチェックされている。


「自我の故郷」ってそれ一つだけで相手に止めを刺せる言葉だなぁ。素敵だ。