2つのWeb屋、アーキテクトドリブン、コンテンツドリブン

傍から見ると分かりにくいが、Webサイト等を運用している会社にも実はアーキテクトドリブン、コンテンツドリブンという2種類に分けられると思う。

アーキテクトドリブンとは仕組みを売りにした会社。
Google検索エンジンであったり、はてなはてなブックマークであったり、仕組みそのものをアドバンテージとしている。
仕組みそのものがアドバンテージということは、先進的な技術や仕組みをキャッチアップし、それを自社サービスに反映させる必要がある。
技術者の確保が必要。

コンテンツドリブンとは企画を売りにした会社。
AllAboutとか@ITとか。企画そのものを売りとする。
優秀なプランナーを確保する必要がある。

エンジニアの間では前者にスポットライトが当たりがちだが、後者のほうが法人クライアントを広告主として確保しやすい。
タイアップ企画とかもあるだろし、コンテンツがメインなのでターゲットの絞込みも行いやすいだろう。

エンジニアとして刺激を受けやすいのはアーキテクトドリブンかなぁ、とも思っている。
後者の企業タイプに求められるエンジニア像は「落ちないことを最優先とした品質の高いシステムを作る」ってことであって、仕組みがコアビジネスでない以上、エンジニアをアウトソーシングしても構わないわけだし、あまり多くを求められているとも思えない。
まったりと過ごせるのであればそれはそれでいいのかもね。